ファンタジー小説:契約の牙と深淵の竜 第二章(第七話)

小説・創作

第二章:契約士戦争

契約士同盟

氷嵐が静まり、瓦礫に覆われた都市アルディアに静寂が戻った。

先ほどまで激しい戦いが繰り広げられていた広場には、まだ氷の破片が散らばっている。

レオは大きく息を吐いた。

体の奥に残る力の余韻。

クロとライゼの魂が重なった瞬間――真契約。

それは今までの契約とはまったく違う感覚だった。

クロがゆっくりと歩いてくる。

黒炎狼は傷だらけだったが、その瞳にはまだ戦う意志が宿っていた。

「大丈夫か、クロ」

クロは短く吠えた。

その声にはいつもの力強さが戻りつつある。

空から雷の音が降りてきた。

蒼雷竜ライゼがゆっくりと降下する。

巨大な翼を折りたたみ、レオの前に着地した。

雷光が静かに消える。

「二人とも……ありがとう」

レオは呟いた。

その時だった。

遠くから足音が聞こえた。


累計販売本数800万本突破【奇跡の歯ブラシ】

「ぴったり転職」を実現する名古屋の転職エージェント【R4CAREER】

新たな契約士たち

瓦礫の通りから数人の契約士が現れた。

それぞれ強力な契約獣を従えている。

鎧を着た男が前に出た。

「君がレオか」

低い声だった。

レオは警戒する。

クロが低く唸る。

男は両手を上げた。

「安心しろ。敵じゃない」

彼の後ろから一人の女性が歩み出た。

肩までの銀髪。

冷静な目をしている。

彼女の背後には巨大な白い獣が立っていた。

氷狼だ。

「あなたがヴァルシオンを退けた契約士ね」

女性が言った。

レオは頷いた。

男が名乗る。

「俺はグラン。元契約士ギルドの隊長だ」

女性も続けた。

「私はミリア。情報部門にいた契約士」

レオは驚く。

契約士ギルドはすでに崩壊したはずだ。

グランが言う。

「だが俺たちはまだ戦っている」

「原初契約団を止めるためにな」


ブルーボトルコーヒー公式オンラインストア

自由なスタイルをムラサキスポーツで手に入れよう!【ムラサキスポーツ】

原初契約団の目的

ミリアが地面に地図を広げた。

それはこの大陸の地図だった。

いくつもの場所に赤い印がついている。

「原初契約団は今、大陸中で動いている」

「契約遺跡を探しているの」

レオが眉をひそめる。

「契約遺跡?」

グランが説明する。

「古代契約士の遺跡だ」

「そこには原初契約の力が眠っている」

ミリアが続けた。

「原初契約団はそれを集めている」

「目的は一つ」

彼女はゆっくり言った。

「世界最強の契約獣を復活させること」

空気が凍りついた。

レオは思わず聞く。

「最強の契約獣?」

グランは頷く。

「伝説の存在だ」

「古代戦争を終わらせたと言われる竜」

ミリアが静かに言った。

「深淵竜よりも強いと言われている」


欲しかった”逸品”に出会える【hinataストア】

手ぶらキャンプを楽しむ【hinataレンタル】

同盟

グランはレオをまっすぐ見た。

「君の力を見た」

「真契約……あれは普通の契約士にはできない」

レオは黙る。

クロとライゼが静かに並んだ。

グランが言う。

「俺たちは契約士同盟を作った」

「原初契約団に対抗するための組織だ」

ミリアが微笑む。

「あなたに入ってほしいの」

レオは少し考えた。

そしてクロを見る。

クロは力強く吠えた。

ライゼも翼を広げる。

レオは笑った。

「分かった」

「俺も戦う」

グランが頷く。

「歓迎する」


AmazonのオーディオブックAudible

最大1,100円もお得!初めてなら断然こちらのセットから!!

新たな戦場

ミリアが地図の一点を指した。

そこには巨大な赤い印があった。

「次の目的地はここ」

レオは地名を読む。

「……ルミナ遺跡?」

グランの表情が険しくなる。

「古代契約士の最大遺跡だ」

「原初契約団も必ずそこを狙う」

ミリアが言った。

「すでに幹部が動いている可能性が高い」

クロが低く唸った。

ライゼの体に雷が走る。

レオは剣を握る。

「じゃあ急ごう」

「先に遺跡へ行くんだ」

グランが笑う。

「やっぱり君は面白い」

空に雷雲が集まり始めた。

遠くで嵐の音が響く。

契約士戦争はさらに拡大していた。

そして――

次なる戦場、ルミナ遺跡で新たな戦いが始まろうとしていた。


コメント

タイトルとURLをコピーしました