
妻が歯磨きで風邪予防ができるって言ってたけど、本当なの?
教えて!

わかりました!
「歯磨きと風邪、関係あるの?」と思う方も多いかもしれません。 実は、毎日の歯磨きには風邪の予防効果があることがわかっています。 口の中を清潔に保つことで、ウイルスが体に入りにくくなるのです。
なぜ歯磨きが風邪の予防になるの?
お口の中には、常に数百種類の細菌が存在しています。 これらの細菌が増えると、のどや鼻の粘膜のバリア機能が低下し、ウイルスが侵入しやすくなってしまいます。
歯磨きをすると、これらの細菌を減らし、ウイルスがくっつきにくい環境を作ることができるのです。
歯磨きの3つの風邪予防効果
- 口内の細菌を減らす:歯磨きで細菌の数を減らすことで、喉の炎症を防ぎます。
 - 免疫力を守る:細菌の増加を防ぐと、体の免疫がしっかり働きます。
 - 唾液の分泌を促す:歯磨きによる刺激で唾液が増え、唾液中の抗菌成分がウイルスをブロックします。
 
歯磨き粉に入っているといい成分
風邪の予防や口の健康を守るためには、使う歯磨き粉の成分にも注目しましょう。
| 成分名 | 主な効果 | 特徴 | 
|---|---|---|
| フッ素(フッ化ナトリウム) | 虫歯予防・歯の再石灰化を促進 | 歯の表面を強くし、菌の繁殖を防ぐ | 
| ラウリル硫酸ナトリウム | 洗浄力・泡立ちを高める | 口の中の汚れをすっきり除去 | 
| グリチルリチン酸ジカリウム(GK2) | 炎症・のどの腫れを抑える | 漢方由来成分で粘膜を守る | 
| トリクロサン・イソプロピルメチルフェノール(IPMP) | 殺菌・抗菌作用 | 歯周病や口臭、風邪の原因菌の繁殖を防ぐ | 
| メントール・ハッカ油 | 爽快感・抗菌効果 | 口の中を清潔にし、呼吸もすっきり | 
特にグリチルリチン酸ジカリウムやIPMPなどの殺菌・抗炎症成分は、 のどや歯ぐきの健康を保ち、風邪の入口となる口腔内の炎症を防ぐのに役立ちます。
効果的な歯磨きのタイミング
- 朝起きてすぐ:寝ている間に増えた細菌を洗い流します。
 - 食後:食べかすを取り除き、菌の増殖を防ぎます。
 - 寝る前:夜は唾液の量が減るため、寝る前の歯磨きが一番大事です。
 
プラスでおすすめの口腔ケア
- デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯と歯の間も清潔に
 - 殺菌効果のあるうがい薬でお口の中をすっきり
 - 舌ブラシで舌の汚れ(舌苔)をやさしく落とす
 
医学的な根拠
日本歯科医師会や医療研究機関によると、口腔ケアを徹底している人は風邪やインフルエンザにかかる率が低いことが報告されています。 実際に、高齢者施設の研究ではインフルエンザの発症率が約40%減少したというデータもあります。
子どもにも伝えたい!

どうして歯をみがくと風邪をひきにくくなるか知ってる?

うーん…ばい菌がいなくなるから?

そう!ばい菌が減ると、のどの守りが強くなるんだよ。

じゃあ、寝る前もちゃんとみがくね!

えらいね!歯磨きは体の健康を守る大事な習慣なんだよ。
まとめ
風邪の予防といえば「手洗い・うがい」が定番ですが、歯磨きも同じくらい大切です。 さらに、殺菌・抗炎症成分入りの歯磨き粉を使えば、のどや歯ぐきの健康を守り、風邪のリスクを下げられます。 今日から「手洗い・うがい・歯みがき」で、風邪に負けない体をつくりましょう!

親が歯磨きを習慣づけてくれたおかげで自然と風邪をひきにくい体になってるんだね。
ありがとう!

どういたしまして!
  
  
  
  

コメント