【コメディー小説】新生児との生活(夜中3時に覚醒!?産後ママの寝不足コメディ)
新生児との生活は、想像よりもずっとドラマチックだ。
特に問題なのは、なぜか夜中の3時に覚醒するという現象である。
これは育児中のママなら一度は経験するであろう、通称「午前三時の奇跡」。奇跡と言っているが、実態は試練だ。
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新生児が夜中に起きる理由を知ってはいるけれど
時計は午前2時58分。今日は少し長く寝られた気がする。もしかしてこのまま朝までいけるのでは?そんな淡い期待を抱いた瞬間。
――フガッ。
前触れのある呼吸音。
「ふぇ……」
お願い、気のせいであってほしい。
「ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええええええええ!!!!」
はい、覚醒。
新生児が夜中に起きるのは、昼夜の区別がまだついていないから。そんなことは分かっている。検索もした。何度も読んだ。
でも言わせてほしい。そろそろ区別、覚えてほしい。
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オムツ替えは戦場である
まずはオムツチェック。濡れている。よし、原因はこれだ。たぶん。
新生児のオムツ替えは平和な作業ではない。完全なる戦場だ。
オムツを外した瞬間。
ぴゅ。
放物線を描く芸術的な軌道。シーツ直撃。
なぜだ。なぜ今なのだ。
これが育児あるある第一章である。
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終わらない授乳と寝不足の日々
次は授乳タイム。深夜営業開始。
静かな部屋に響くちゅぱちゅぱ音。時計は3時17分。
世の中の人は熟睡している時間帯に、私は背筋を丸めて授乳している。
産後の寝不足は想像以上だ。細切れ睡眠。夢と現実の境目が分からない日々。
それでも不思議と、赤ちゃんの温かさには勝てない。
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寝かしつけ成功…と思った瞬間
ゲップも出た。よし、完璧だ。
ゆっくりベッドへ戻す。あと5センチ。
ぱち。
目が合った。
新生児は、目を開けるだけで大人を絶望させられる生き物である。
「ふぇ」
それは再開の合図だ。
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それでも新生児との生活が愛おしい理由
怒涛の毎日。部屋は散らかり、化粧は諦め、冷蔵庫には半分の野菜。
それでも、この小さな命は私を100%信頼している。
抱き上げれば泣き止む。胸の中で眠る。
この瞬間のために、また起き上がれる。
時計は4時12分。
あと少しで朝が来る。
私はきっと今日も言うだろう。
「まあまあ寝れたよ」と。
本当は全然寝ていないけれど。
だって私は、24時間営業の母だからだ。
……ぶふっ。
聞き覚えのある音。
オムツ第二ラウンド、開幕である。


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